女性の安全対策

女性が被害者になる犯罪は多岐にわたり、様々な手口があるので注意が必要です。例えば、盗撮、ストーカー、痴漢、強姦等の性犯罪や、空き巣、強盗、ひったくり、振り込め詐欺など女性を狙った犯罪は急増しています。また配偶者による暴力事件も発生しているので、充分な対策を行い犯罪者に狙われないようにしなければなりません。危険を回避できるようにするにも、どのような犯罪が多発しているのかという知識を付けておきましょう。

特に一人暮らしの場合は注意が必要であり、一人暮らしであることを犯人に悟られないようにしなければなりません。一人暮らしの女性をターゲットに、宅急便の配達員やメーターの調査員、水道修理員等の専門業者を装ってドアを開けさせ、凶器で脅して部屋に入るなどどいうように、手口が巧妙化しています。

場所別の犯罪例としては、以下のようなものがあります。

路上

• 高級バッグを狙ったひったくりに注意する。人通りが少なく暗い道は避けましょう。
• 女性が運転する車を狙った車上荒らしや連れ去り事件が多いので、車を降りる際は十分に注意する。
• 付きまとい行為などには、SNSで自身の居場所を発信してしまわないよう、過剰な投稿は避けるべきです。

エレベーター

深夜に一人で乗り込んだエレベーターが狙われています。居合わした場合はすぐに近くの階で降りる。エレベーターを降りた後も、部屋への押し入りに注意しましょう。

マンション・住居内

• 専門業者を装って部屋の中に入り凶器で襲われる事件が多発しています。その対策として、扉を開ける際はインターホンなどでしっかりと確認しましょう。
• カーテンの色で女性の一人暮らしだと断定される事があります。戸締りは徹底してください。
• 女性専用マンションでは、オートロックシステムなどの安心感から施錠忘れが多いため、侵入被害が多発しています。
• 過去に付き合った恋人が合鍵を作り、留守宅に侵入する危険性もあります。部屋の異変を感じた場合は、防犯カメラの確認をし、すぐに鍵を変えましょう。