ストーカー対策

ストーカーとは、特定の人物に執拗につきまとう人のことを指します。相手に一方的に好意を持って待ち伏せを繰り返すなど、面会や交際の要求することです。異性への好意だけではなく、近隣または職場の人間関係から生まれた怨恨が引き金となりストーカーに発展することもあります。

ストーカー対策には、個人情報を外に漏らさない事が重要となります。特にゴミ袋の中は見られても大丈夫なようにシュレッダーなどで個人情報を見られないようにしておきましょう。買い物のレシートだけでも行動時間や場所が特定できてしまいます。また、ゴミ置き場へゴミを長時間放置しないよう、収集時間の直前にゴミを出すようにするのも効果的です。SNSからの居場所特定も多くなっているため、必要以上の利用は控えるのが好ましいです。

ストーカーの被害者のほとんどは一人暮らしの女性です。そのため、一人暮らしであることをストーカーに悟られないようにする事が重要です。対策として、玄関やベランダに男性の物を置いておくことや、また「ただいま」と言いながら家の扉を開けるのも効果的です。自宅の防犯力を高めるためにも、自宅近くの暗がりに人感ライトを取り付ける等、防犯カメラなどの位置も十分であるか確認しておきましょう。

もしストーカー被害に遭ったら、その行為を受けた日時、場所、状況を細かくメモしておき、必ず警察に相談する必要があります。録画しておいた防犯カメラの映像も証拠として残しておきましょう。また、相手に誤解させないよう、恋愛感情がないことを明確に伝えなければなりません。話がこじれた場合は第三者に頼んで話し合いの場を設けてもらいましょう。家を出る時間や帰宅時間を毎日変えるなど、ストーカーと会わないための工夫も必要です。