泥棒の最新手口

泥棒とは侵入窃盗のことであり、建物内に侵入され現金や様々な品物が盗まれる事です。泥棒は1つの方法で成功すると、その方法で犯行を繰り返すことが多く、その泥棒独自の犯行の手口が決まってきます。中でも多いのは「無締り(無施錠)」「ガラス破り」「ドア錠破り」ですが、その他にも様々な手口を知っておく事が防犯対策において大切です。

無締り(無施錠)

施錠していない窓やドアから侵入。トイレ、風呂場などの鍵をかけていない場所から侵入する。立ち話などの一瞬でも注意が必要。

ガラス破り

窓ガラスやガラス戸をドライバー、ガムテープなどを使用し割ってそこから手を入れて錠を開ける。ガラス全体を外されると鍵が開かなくとも侵入される。

ドア錠破り

力ずくで鍵を破壊する。扉とドアの隙間にバールを差し込まれるケースが多い。

焼き破り

バーナーでガラス戸の一部(鍵付近)を熱した後、急激に冷やし、ドライバーなどで割る手口。一戸建てに多く、音が少ないため気づかれにくい。

ピッキング

ピックと呼ばれる特殊器具を差し込み、解錠する。約数秒で解錠でき、ほとんど形跡が残らない。マンションに多い。

サムターン回し解錠(特異破り)

特殊工具を用いて内側のつまみを回して不正解錠する手口。ドアにドリルで穴を開けて金属棒を差し込むなど様々な方法がある。

合鍵

郵便受けや植木鉢の下など、隠してある鍵を探して侵入。企業や店舗などでは退社した人物が在職中に合鍵を作って退職後に侵入したり、元恋人が侵入する手口もありうる。

壁破り

入り口のドアノブの脇の壁に電気ドリルなどで穴を開け、そこから手を入れて鍵を開け侵入する。ビルの中にある事務所・店の被害が多い。

こじ破り

ドライバーでガラスとサッシの間をこじ開ける。